タカラヅカ100周年記念像が完成
兵庫県宝塚市は1日、宝塚歌劇団が昨年100周年を迎えたことを記念して制作したモニュメントの除幕式を阪急宝塚駅前の広場で開いた。
モニュメントは高さ約1・7メートルのブロンズ製で、台座も含めると約2・3メートル。男役と娘役が華麗に踊る姿をイメージした。歌劇団の舞台芸術デザイナーに依頼した複数の案から、インターネット投票で決めた。
中川智子市長が式で「歌劇が100年、200年愛され、夢の象徴であるよう願いを込めた」とあいさつ。花組の水美舞斗らが歌劇団ゆかりの名曲「すみれの花咲く頃」を合唱した。水美は「このモニュメントを見て期待に胸を膨らませ、舞台に来ていただけたら」と話した。
宝塚歌劇団は1927年9月1日に日本初のレビュー「モン・パリ」を上演。毎年9月1日は「レビュー記念日」とされている。