天海祐希、今度は腹黒妻で“氷の女性”

 女優・天海祐希(48)主演の日本テレビ系10月スタートの連続ドラマが、「偽装の夫婦」(水曜、後10・00)に決定したことが26日、分かった。表面上は明るい美女でありながら、人嫌いで心を閉ざした“氷の女王”のような女性が、偽装結婚によって心の奥底にある本性を爆発させていく物語。脚本家・遊川和彦氏(59)とのタッグで演じた05年「女王の教室」での冷酷鬼教師に続いて、強烈なキャラクターが、再び生まれそうだ。

 社会現象にもなった「女王の教室」などに続く遊川氏とのタッグで、天海が、偽装結婚して夫婦生活を送る、心に闇を持つ女性を演じる。

 主人公は45歳で独身の図書館司書、嘉門ヒロ。笑顔は美しく穏やかで、「孤高の美女」「理想の女性」と慕われるが、実は人間嫌い。心の中では他人への毒が尽きず、本性を出すと、誰かを傷つけてしまう性格だ。

 大学時代に、ヒロが唯一、心から愛した男・陽村超治は沢村一樹(48)が演じる。超治に裏切られたことで、ヒロは心を固く心を閉ざしていたが、偶然の再会から超治にプロポーズされ夫婦となる。しかし、寝食を共にする中で、彼女は押し殺してきたさまざまな感情と才能を爆発させるというストーリーとなっている。

 遊川氏は松嶋菜々子主演の「家政婦のミタ」では無口な家政婦、「女王-」では冷酷鬼教師など強烈なキャラクターを送り出してきたが、今回も腹に一物ある、個性的な主人公が描かれる。

 今回が連ドラ30作目となる遊川氏は「天海さんの隠されている本当の姿、例えばダークサイド?が見たいと思います」と期待。偽装結婚を通じて問われるのは、「本当のパートナーとは何か?誰かと一緒に生きることは?」だという。

 大人のラブストーリーに天海は「遊川さんの作られる脚本のパワーに負けないように、全力で演じたいと思います」と熱演を誓い、沢村も「天海さんの“男気”に負けないよう、濃厚な2人の時間を作っていけたらと思います」と意気込んでいる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス