春日 ボディビル選手権で納得の笑顔

 お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰(36)が10日、都内で行われた「第23回東京オープンボディビル選手権」大会の75キロ級に出場。2度目の大会出場で初めて決勝進出し、5位入賞を果たした。

 予選では、規定ポーズの中で代名詞のギャグ「トゥース!」のポーズを決め、決勝のフリーポーズでは「鬼瓦」のポーズでフィニッシュした。また、同級には、お笑いタレント・なかやまきんに君(36)も初出場し、2位となった。

 決勝に残った8人の中で、5位で名前を呼ばれた春日は「中途半端な体ではダメ。しっかり作らねばいけない。去年のリベンジができた」と納得の笑顔を浮かべた。

 昨年は75キロ超級で初出場したが、8人中7位で予選敗退。巻き返しをかけて臨んだ今年は、体重を79キロから4キロ落とし、クラスを75キロ級に下げて出場。それでも関係者が「体が大きくなった」と評価するほど、1年間かけて鍛え抜いた結果が5位入賞となった。

 見事な肉体を披露しながらも、エンターテイナーとしてもアピール。予選で、規定ポーズを披露する中で、「トゥース!」や「カスカスダンス」「鬼瓦」とおなじみのポーズを取り入れて、会場を沸かせた。決勝のフリーポーズでも「決勝に行くと思っていなかったので、直前で考えた」と、即興で構成を考え最後を「鬼瓦」で締めくくってみせた。

 この日は、同じクラスに肉体派芸人のきんに君が初出場。筋肉系では百戦錬磨とあって、予選、決勝ともにひょうひょうとポーズをキメて、見事に2位に。予選のピックアップ審査では、春日ときんに君が同時に指名され、並んでポーズをキメる豪華競演シーンも。

 「筋肉系で活躍するきんに君と競演できてうれしかった」と刺激になった様子。「やめられないね。やり続けたい」と宣言。次は日本代表に選ばれたフィンスイミングで世界に挑む。

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