竹野内豊、主演映画は世界公開視野
俳優・竹野内豊(44)主演の映画「人生の約束」(2016年1月公開予定)のロケがこのほど、富山県射水(いみず)市で公開された。
毎年10月に同市で開かれる「新湊曳山まつり」を舞台にした人間ドラマの物語。地元が全面協力し、13基の山車が引かれ、約3000人が参加する壮大なロケとなった。また、テレビドラマ界の巨匠・石橋冠氏(77)の初監督作品で、竹野内と共演の江口洋介(47)は「監督を世界に連れていく」と熱演を誓った。
「イヤサー!」「イヤサー!」。威勢のいいかけ声が次第に高まっていく。映画のクライマックスとなる「新湊曳山まつり」のシーン。ちょうちんで夜空に輝く最大8トンの大きな山車が、沿道の拍手、歓声の中、曳山(山車)総代役の江口を先頭に、主人公の竹野内らが街中を引き回していった。
射水市で毎年10月1、2日に開催される祭りが映画の舞台。竹野内が演じるIT企業のCEOが、かつての共同経営者で亡き親友の故郷を訪ね、祭りにかかわる人々の情熱に触れ、自らの人生を見つめ直す物語だ。
今回は、映画のために年に1度の大祭をそのまま再現。祭り以外で山車が引き出されるのは初めてといい、地元の人たちもGW返上で協力し3日間、引き手や沿道のエキストラら1400人がロケに参加。観客を含め約3000人が、壮大シーンを作り上げた。
竹野内は「初めて曳山を見た時、鳥肌が立つほどでした。言葉で理解できない感情を、映画を通じ伝えていければと思う。世界中の方に映画を通じて、この祭りを知ってもらえば」とアピールした。
今作は「池中玄太80キロ」「冬物語」「昨日、悲別で」など数々の名ドラマを手掛けた石橋冠氏の初監督作品。街中に運河があり「日本のベニス」と称される同市を第二の故郷として愛する石橋監督が30年以上も温めていた企画で、西田敏行(67)、ビートたけし(68)らも出演を即決した。
初共演ながら、意気投合した竹野内と江口は口をそろえ、「監督を世界に連れていく」と、世界公開を視野に入れていた。
