能年玲奈、初日舞台あいさつ全国生中継
女優の能年玲奈(21)が16日、東京都内の劇場で主演映画「ホットロード」の初日舞台あいさつを行い、その様子が全国47都道府県の216スクリーンで同時生中継された。
あいさつは2回行われ、観客3万5000人が参加。映画の公式ツイッターを使って質問を集め、登壇者たちがリアルタイムで答えるなど、じぇじぇじぇ!な舞台あいさつで、ホットにロードショーをスタートした。
能年が、初日舞台あいさつで47都道府県を“ジャック”した。
この日のあいさつは日本最大級の802席を誇る丸の内ピカデリー1で行われたが、見た人はその43倍となる計3万5000人。1回目のあいさつを216スクリーンで、2回目を109スクリーンで生中継し、観客からリアルタイムで質問を募った。
能年、三代目J Soul Brothersの登坂広臣(27)ら登壇者は、劇中の舞台・湘南の海をイメージした青色の衣装で登場。福岡の観客から「主人公の和希と似ているところは?」という質問を受けた能年は、「正反対かなと思ったんですけど、一生懸命さに共感できたので、そこから広げていきました」と役作りのアプローチを明かした。
舞台あいさつで小澤征悦(40)が「(能年は)質問すると7秒後くらいに返ってくる」と暴露したように、シャイすぎる性格。それでも、社会現象にもなった朝ドラ「あまちゃん」後の初主演作とあって、能年は、映画への熱い思いを懸命にアピールしてきた。
今月に入ってから「VS嵐」「ぐるぐるナインティナイン」など約20のバラエティー番組に出演。前日15日には朝6時から生放送の情報番組を5つハシゴした。時には天然キャラを爆発させ、時には口下手を突っ込まれながらも頑張った。
そして迎えた全国302スクリーンの大規模公開。この日笑顔を見せた能年の体を張った宣伝効果で、夏休みの話題も“ジャック”しそうだ。