ＳＭＡＰの香取慎吾（３６）がエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のスーパーサーカス「オーヴォ」の発表会に出席し、「オーヴォ特命大使」として初仕事を行った。突然の挑戦にもかかわらず、団員に交じり見事なアクションを決めた香取に、シルクの演出家からは、公演への“出演要請”も飛び出した。

グループ結成２５年を迎えたＳＭＡＰの経験をフル稼働した香取が、オーヴォ公演のアクションを華麗にこなしてみせた。

　オーヴォ特命大使として演目の一部を体験してもらいたい、とシルクから突如指令を受けた香取は、空中で回転させるコマ「ディアボロ」に初挑戦。糸がついた２つの棒を巧みに操り、８メートルの高さにコマを飛ばすと、シルクのアーティストとのパスのやりとりを成功させた。

　「すごく楽しい！！ＳＭＡＰなので、ある程度の経験はある。どこかで何かを経験している」と“ＳＭＡＰの底力”を見せつけた香取に、オーヴォの演出家・マリオン氏も、「役をやってもらいたい。素晴らしかった」と出演オファーを出さずにはいられなかった。

　先月末、カナダ・モントリオールにあるシルク本社を訪ね、「オーヴォ特命大使」に任命されたばかり。この日は報道陣に名刺を配布するなどの大使としての初仕事もこなした。今後のＰＲ活動は未定だが、得意の絵画も駆使し、オーヴォを広めていくことになりそうだ。