米人気ジャズ歌手の北京公演が中止
米国の人気ジャズ歌手・パティ・オースティンが訪問中の中国北京市でぜんそくの発作に襲われ、18日夜のコンサートへの出演を中止した。地元ファンからは、北京周辺で最近続いている深刻な大気汚染が原因ではないかとの見方が出ているという。
オースティンは、18日朝、激しいぜんそくの発作と呼吸器系の感染症のため、北京の大学病院に搬送されて治療を受けた。その後、ホテルに戻って休んだが、呼吸の状態が「公演できる状態にない」として、同日夜の出演を取りやめた。北京のファンはネットで「私たちの(街の)空気が悪過ぎて、彼女に害を与えてしまった」と嘆いた。
