ＮＥＷＳの増田貴久（２６）が３日、都内で主演舞台「ストレンジ・フルーツ」（２６日まで東京グローブ座、２８～６月２日、大阪、シアター・ドラマシティ）の初日を迎えた。

　普段は柔らかい笑顔でファンを癒やしている増田だが、今回の舞台では一変、終始鋭い表情の冷酷な映像作家を演じている。

　主演舞台は３本目ということもあり、自ら「これまでとは違うタイプの役に挑戦してみたい」と申し出ての配役だったが、予想以上のとげとげしさに「すごく（普段と）違いましたね」と、苦笑いだった。

　ヒロインを務める女優・南沢奈央（２２）も「第一印象は柔らかかったのに、役に入ったときの目つき、立ち姿にハッとしました。本当に怖いときがあります」と、舞台上での増田のひょう変ぶりを強調。増田が自ら「差し入れもしてるし、普段は超優しいけどね」と、思わずフォローを入れてしまうほどだった。

　舞台は１億円の報酬のために、廃校の中で１年間芸術作品を作り続けるアーティストたちを描いている。