大地真央、バツ2・子持ちの経営者役

 3月で芸能生活40周年を迎えた女優の大地真央(57)が舞台「40カラット」(9月2~15日=大阪松竹座、同18~24日=東京芸術劇場プレイハウス)に主演することが20日、分かった。

 大地は自身と「ダブる」という、離婚歴があり年下男性に熱烈なアタックを受けるアラフォーのキャリアウーマン役。共演の少年隊・植草克秀(46)、Hey! Say! JUMP・薮宏太(23)と、至極のラブコメディーを届ける。

 初舞台となった1973年の宝塚歌劇団星組公演「花かげろう」から40年、大地がアラフォー女性役で“40カラット”の輝きを放つ。

 作品はフランス産のラブコメディー。2度の離婚歴があり17歳の娘を持つ不動産経営者アン(大地)と、アンに恋する22歳の青年ピーター(薮)が旅先で偶然出会ったことから始まる。ピーターから猛アタックを受けながら年齢差を考え拒むアン、そんな2人を複雑な思いで見守るアンの前夫ビリー(植草)。アンをめぐる微妙な三角関係が描かれていく。

 自身とちょっぴり重なる役柄に大地も苦笑いする。1990年に俳優・松平健(59)と結婚するも2003年に離婚。07年に12歳年下のインテリアデザイナー森田恭通氏(45)からの熱心なアプローチを受け再婚した大地は「自分とダブるところもありますが」と、ヒロインに共感する。初共演の薮との恋愛劇に「23歳ですか!?頑張ります」と、年下との熱演を誓った。

 共演者も大地との共演を楽しみにしている。00年に舞台「ワンス・アポン・ア・マットレス」で王子役を演じ、姫役の大地と共演した植草は、13年ぶりの再会に「(今回は)元夫婦という役どころ。その変化に、とても長い月日を感じますね」としみじみ。薮は「お芝居の大先輩、大地真央さん、事務所の大先輩、植草さんと共演させて頂けることは、とても貴重」と、開幕を心待ちにしている。

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