ジャニーズ史上最多40人ユニット結成

 ジャニーズ事務所は17日、2020年のメジャーデビューを目指す40人ユニット「Twenty・Twenty」を結成すると発表した。人気グループ、Hey! Say! JUMPらジャニーズ若手ユニットが出演したフェスティバル「JOHNNYS’ Worldの感謝祭」東京ドーム公演内で明らかにされた。新ユニットは、東西のジャニーズJr.ら約700人から選抜し、今年12月に再演予定の「JOHNNYS’World」(東京・帝国劇場)でのお披露目を目指す。

 約350人のJr.がバックダンサーとして出演したステージ中盤、「‐JUMP」の薮宏太(23)が「新しいスターが2020年に生まれるかもしれません」と、ジャニーズ史上最多となる40人ユニットの構想を発表。その壮大なプロジェクトに5万5000人が言葉を失った。

 構想は、ジャニー喜多川社長(81)が、ジャニーズ事務所として2020年の東京五輪招致を陰ながら応援しようと考えたことがきっかけだった。20年のデビューを目指すユニットは東西700人のジャニーズJr.や研修生を対象に、年齢不問で本人のやる気を選考基準にするという。

 今年12月に再演する「JOHNNYS‐」(東京・帝国劇場)でお披露目予定で、選抜メンバーは、20人ずつの2グループ構成。状況に応じてメンバーの入れ替えも行い、五輪の“私設応援団”として活動していく。

 結成からデビューまで7年を費やすという前代未聞の計画。メディアやネットなどを通じて、若者の7年間の成長する姿を見せることで、世界に夢や希望を与えたいという喜多川社長は「(7年後に)若い子がスターになっているか、やりたい。日本が開催地でなくとも協力したい。(五輪を)陰で応援していく。世界がどんな情勢でもみんなが明るくいけるようにするのが役目」とエンターテインメントを通じて社会貢献することを約束した。

 この日は、「‐JUMP」が座長を務めた舞台「JOHNNS’World」の世界を再現したコンサートを総勢400人で披露。ドームの高さを生かしたフライングのほか、出演メンバーが東日本大震災被災者へ向けて復興を願うメッセージを発信した。同公演は30~31日に大阪・京セラドームでも開催する。

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