小百合先生ウルッ…ヒット確実の初日
女優・吉永小百合(67)が3日、都内で行われた主演映画「北のカナリアたち」の公開初日あいさつに出席した。
作品に登場する北海道の分校を模した舞台上で、小学校教師を演じた吉永は「それぞれが主役をやっているような(共演の)方たちとアンサンブルがとれるか心配だったんです。でも、みんなが輪になって映画を作ることができた。俳優としてやってきて、こんなの初めてなんです」と感無量の面持ちで振り返った。すると、夫役の俳優・柴田恭兵(61)が「みんな、監督よりも吉永さんに褒められたかったんですよ」とひと言。“小百合先生”は自身の影響力を教えられ、目を少し潤ませながら照れていた。
配給の東映によると、公開当日午後時点での興行収入は05年の吉永主演作「北の零年」(興収27億)とほぼ同率で推移。20億円超えのヒットは確実となった。
