人気５人組・ＴＯＫＩＯがデビュー記念日にあたる２１日、全国ツアー「ＴＯＫＩＯ　ＬＩＶＥ　ＴＯＵＲ　１７１８」の東京・日本武道館公演を行った。９４年９月２１日のデビューから１８年。メンバーの平均年齢は３７・４歳となったが、松岡昌宏（３５）は「オヤジグループ万歳でいいんじゃない」と２０周年に向けますます意気盛ん。ステージでは熟練のトークとパフォーマンスで“オヤジパワー”を見せつけた。

　１９年目の第一歩を、ＣＤデビュー発表を行った“生誕の地”武道館でスタートした。

　後輩の嵐がこの日、国立競技場で７万人ライブ中であることに触れた国分太一（３８）は「嵐が７万人集める中、よく来ましたね」と笑わせ「来年は国立の横にあるフットサル場でライブをやりたい」と発言。松岡も「嵐の曲を聞きながらオールスタンディングでね」とプランに乗っかるオトナの余裕。今後については「オヤジグループ万歳でいいんじゃない」と円熟のエンターテインメントをファンに届け続けることを約束した。

　年齢が上がるとともに気になるのが個々の結婚話。二児の父である山口達也（４０）を除く４人は独身。３歳年下の元テレビ局員と交際中の国分は「報告事項はありません。そういうときは自分でいいます」ともう少し独身貴族を楽しむよう。１１月に４２歳となるリーダー城島茂（４１）に至っては「まったくですわ～。家飲みばっか」とガハハ。

　ステージでも“オヤジトーク”は全開。長瀬智也（３３）が「息切れの多いステージ」と語ると、リーダーは「膝に来てます」。爆笑の連続だったが最後は、デビュー曲「ＬＯＶＥ　ＹＯＵ　ＯＮＬＹ」を、日本武道館までに巡った９会場で集めた２万人の映像と来場者１万人を合わせた計３万人で大合唱。感動的なステージで１８歳の誕生日を締めくくった。

　２３日の武道館公演最終日の模様は、ジャニーズ初となる「ライブシネマ」として全国９４館の映画館で生中継される。