男子ツアー出場義務5試合規定を撤廃 「選手を縛る規定は取り除く」

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は16日、来年のトーナメント規定の改定を発表し、賞金王やツアー優勝者に課されていた出場義務試合を撤廃した。13年の賞金王で、5年間のシード権を得ていた松山英樹(24)=LEXUS=は、14年の出場義務5試合を満たさず、規定に反発する形で15年以降のツアー選手登録を見送っていた。大西副会長は「選手を縛るような規定は取り除いていく」と話した。

 新規定では、賞金によるシード権を行使するための義務試合が緩和され、従来の16試合からツアー試合数の50%(来季は13試合)以上に改定。米ツアー、欧州ツアーのメンバーはJGTOに免除申請をすれば、3試合出場で新規定の条件をクリアできるとした。出場義務試合数を満たせなかった場合、翌年のツアー資格を停止されたり、罰金を科されたりする罰則規定も撤廃された。

 JGTOは6月の定例理事会で松山のシード権失効の解除を決めており、来季以降、松山がツアー選手に再登録すれば、新規定が適用される。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス