15歳アマが2位発進! 長野未祈、目標はでっかく「殿堂入り」

 「女子ゴルフ・日本女子オープン・第1日」(29日、烏山城CC=パー71)

 15歳のアマチュア・長野未祈(みのり、千葉・麗沢高1年)が5バーディー、3ボギーの69で回り、鈴木愛、笠りつ子と並んで首位と1打差の2位につけた。プロ2年目の森田遥(20)=フリー=が4バーディー、1ボギーの68を出してトップに立った。第1日は5人のアマチュアがトップ5に入った。

 女子ゴルフファー日本一を決める大会で、15歳の長野が躍動した。インスタートの11、12番で連続バーディーを決め、後半アウトも5番から3連続。首位に1打差の2位につけ「ショットが狙ったところに行ったし、チャンスをしっかり決められた」と胸を張った。

 8歳の時、両親と練習場へ行き、初めてボールを打ってみたら「すごく面白い」。その後、中嶋常幸が主宰するヒルズゴルフトミーアカデミーに通い、技術から体力作りなどの基礎を学んだ。

 現在はゴルフ漬けの毎日。午前5時に起床し、6時20分まで走り込む。放課後は250球の打ち込み。「4日間ゴルフをしても疲れなくなったし、体幹が強くなりスイングで軸がぶれなくなった」と手ごたえを口にした。

 「未祈」という名前は両親に「未来を祈る」という願いをこめてつけられた。「でも、よくみきとか、みおりと呼ばれます」と表情を曇らせるが、「プロになってゴルフ殿堂入りすることが目標です」と将来の目標ははっきり見えている。

 最終日に15歳278日で優勝すれば、14年KKT杯バンテリンレディースを制した勝みなみの15歳293日を更新する最年少V記録となる。「まずは予選通過が目標です」。大器が足元を見据えた。

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