朝乃山「横綱」になって恩返しを 故郷・富山の激励会で決意「てっぺん目指す」
大相撲の元大関朝乃山(28)=高砂=が12日、地元・富山市のホテルで開かれた新年激励会に出席。240人の出席者を前にあいさつし「番付はまだまだ上がありますので、そこを目標にしっかり稽古に精進して、皆さんの期待に応えるように頑張っていきます」と言葉に力を込めた。
2021年4月に富山県知事や富山市長との懇親会に出席して以来の地元凱旋(がいせん)。苦しいときも熱いエールを送ってくれた地元のファンへの恩返しは「てっぺんになることだと思います」と言う。てっぺんについて具体的にと問われると「横綱です」と明言した。そのために、まずは今年中の三役復帰を目指す。
西十両12枚目で臨んだ初場所は14勝1敗で初の十両優勝。「自分はこの結果に満足していないし、通過点だと思っています」と口元を引き締める。3月の春場所は大学時代を過ごした思い入れのある大阪で開催される。



