貴景勝、亡き義父超えV3に自ら言及し感慨「結婚してから初めての優勝で一番うれしい」

 優勝インタビューで義父・北天佑の名前をあげた貴景勝(撮影・伊藤笙子)
 八角理事長(右)から賜杯を受け取る貴景勝(撮影・伊藤笙子)
 関係者らに祝福される貴景勝(前列中央)=代表撮影
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 「大相撲初場所・千秋楽」(22日、両国国技館)

 1人大関だった大関貴景勝(常盤山)が千秋楽結びの一番で、平幕琴勝峰(佐渡ケ嶽)との相星決戦をすくい投げで制し、12勝3敗で13場所ぶり3度目の優勝を飾った。優勝インタビューでは、第一声で「結婚してから初めての優勝だったので、すごくうれしいです」と20年8月に婚約を発表していた妻に感謝を込めた。

 さらに、妻の父である元大関北天佑(2006年死去)の優勝回数2回を超えたことに自ら言及。ご当地大阪での来場所は綱取りも懸かるが、「義理の父親の北天佑関の優勝を超えられたのですごくうれしいです」と感慨を込め、「また謙虚に明日から私生活、稽古からケアの仕方もっと相撲に謙虚になって取り組んでいきます」と宣言し、国技館から万雷の拍手を受けた。

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