照ノ富士2連覇へ、御嶽海ら試練 名古屋場所、10日に開幕

 大相撲名古屋場所は10日からドルフィンズアリーナで始まる。横綱照ノ富士が2場所連続8度目の優勝を狙い、大関陣は2人がかど番。御嶽海が初、正代が2場所ぶり4度目の試練を迎える。

 9日は会場で土俵祭りが営まれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方衆らが出席。15日間の安全を祈願した。新型コロナ感染対策のため一般客には非公開で、力士も参加しなかった。

 名古屋場所の出羽海担当部長(元幕内小城ノ花)は「照ノ富士が引っ張る形になると思う」と展望を語った。

 今場所は新型コロナ感染拡大後で初めて観客数(定員7448人)に制限を設けずに行われる。

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