元横綱白鵬「ほっとした気持ち」 右膝悪化、7月に引退決断
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大相撲で史上最多45度の優勝を誇り、9月30日付で引退した間垣親方の元横綱白鵬(36)=本名白鵬翔、モンゴル出身、宮城野部屋=が1日、両国国技館で記者会見を開き「ほっとした気持ちでいっぱい。全部出し切りました」と約20年間の力士生活を振り返った。
引退の理由に「右膝が言うことを聞かなくなった」と、手術箇所の悪化を挙げた。決断したのは、7月の名古屋場所の10日目とし「10勝の目標を達成した時に部屋の皆さんに伝えた」と明かした。名古屋場所後に照ノ富士が横綱に昇進したことや、9月の秋場所前に宮城野部屋の新型コロナ感染者判明などで発表がずれ込んだと説明した。