稀勢の里が稽古を再開「仕上がっている」 夏巡業フル参戦で自信!心身とも態勢整う
「大相撲秋場所」(9月9日初日、両国国技館)
左大胸筋の負傷などで8場所連続休場中の横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=が28日、秋場所に向けて部屋での稽古を再開させた。四股、すり足、てっぽうと基礎運動を2時間みっちり。「十分、体が仕上がっている」と、29日にも相撲を取る稽古を行う意向だ。
進退を懸ける秋場所。26日まで約1カ月の夏巡業にフル参戦し心身とも準備は整った。「久々に最初から最後まで(巡業に)出て気持ちの部分でだいぶやり切った。1カ月、しっかり体を作った」と復活への自信を口にした。
この日午後は両国国技館で赤ちゃん抱っこイベントに参加し、泣きじゃくる赤ちゃんを笑顔で抱っこするなどリラックスした。「体調を整えてやっていく」と初日を見据えた。