“皇帝”プルシェンコが羽生結弦の五輪連覇を予想「より少ない4回転で勝てる」

 米国でオリンピックを放送するNBCのスポーツ電子板は31日、フィギュアスケート男子のトリノ五輪金メダリストで、“皇帝”と呼ばれたエフゲニー・プルシェンコ氏が、約3カ月後に迫った18年平昌五輪での羽生結弦(22)=ANA=の連覇を予想したと報じた。

 NBCのインタビューの中でプルシェンコ氏は、羽生、宇野昌磨(19)=トヨタ自動車=、ネーサン・チェン(18)=米国=、ハビエル・フェルナンデス(26)=スペイン=の争いと分析し「4人のスケーターが表彰台に上がる力を持っている」と予想した。

 中でも羽生については「(チェンや宇野がフリーで跳ぶ)5つ、6つの4回転ジャンプを必要としない。羽生がクリーンにスケートをすれば、より少ない4回転で勝つことができる“トータルパッケージ”を持っている」と、総合力が上との評価を下した。

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