横審・守屋委員長、日馬富士にエール 休場にも温かく「ちゃんと治して」
「大相撲初場所・7日目」(14日、両国国技館)
横綱審議委員会の守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)が国技館で観戦した。休場した日馬富士について、「ちゃんと治して出てきた方がよろしいんじゃないでしょうか。取れないと思えばしっかり休んでから出てくるのもひとつの方法だと思います」と温かいエールを送った。
整形外科医でもある委員長は「ハムストリングの肉離れは、ある程度ベテラン、年をとったとき筋肉が固くなって、それに対するセルフケアが不十分なときに起こる。ということは、今回のけがを考えると、この先どうなるか心配です」と話したが、「肉って赤いでしょ。血管がいっぱいあるので、じっとしておくと腱(けん)より治りが早い」と医学的見地から復活を期待していた。