「大相撲初場所・7日目」(14日、両国国技館)
横綱日馬富士が14日、日本相撲協会に「右ハムストリング(太もも裏)肉離れで全治まで1カ月程度の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。休場は15年秋場所以来7度目。
5日目の隠岐の海戦で痛め、6日目の玉鷲戦は患部にテーピングを巻き、辛くも4勝目を挙げた。再出場は厳しい状況で来場所での復帰に向け、回復を優先する。
師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「うっ血して四股も踏めない。(本人は)『休みたくないけど痛い』と話していた。まずはしっかり痛みを取る。痛みさえ取れれば相撲を取ることに問題はない」と説明した。