羽生“プリンスカラー”衣装で曲と一体感「音楽の解釈」で満点つけるジャッジも

 「フィギュアスケート・NHK杯」(25日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、GPファイナル進出の懸かる羽生結弦(21)=ANA=は、冒頭の4回転ループで着氷が乱れたものの、103・89点で断トツの首位発進を決めた。

 藤色衣装への変更で、プログラムとの一体感を生んだ。SP「レッツ・ゴー・クレイジー」は、プリンスのアルバム「パープル・レイン」に収録された曲。「(振り付け師の)ジェフリー・バトルと相談して、プリンスのカラー(紫)を意識して作ってもらった。(観客が)うわ~ってなって嬉しかったし、ブライアン(オーサーコーチ)も『良かったね』と言っていた」と、変更の意図を説明した。

 これが功を奏したのか、表現力を示す5項目の演技構成点は、異次元の9点台が並び、スケートカナダよりも2・37点もアップ。「音楽の解釈」の項目では10点満点をつけるジャッジが2人もおり、“ほぼプリンス”という評価を受けた。

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