真凜、紀平、坂本が頂点目指して激突 全日本ジュニア

 (左から)本田真凜、紀平梨花、坂本花織
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 「フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権」(18日、月寒体育館)

 アイスダンスと男女シングルの滑走順抽選などが行われた。今季、ジュニアGPスロベニア大会などで女子史上7人目のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させている紀平梨花(14)=関大KFSC=は1番滑走。今季ジュニアGP日本大会で優勝した坂本花織(16)=神戸ク=は8番、昨季の世界ジュニア女王の本田真凜(15)=関大中=は17番を引いた。

 今季、注目を集めてきた近畿勢の3人がともに初優勝を目指して激突する。紀平は「1番は初めてかも。すごいびっくりしたけど、気持ちを切り替えて頑張りたい。すごいいい点を出して(後続を)びっくりさせたい」と意気込んだ。国際スケート連盟(ISU)公認大会で成功例のない大技、トリプルアクセル-3回転トーループの連続ジャンプも視野には入れているが、まずは「世界ジュニアに行きたいので、全日本で1位になりたい」と表彰台の頂点を見据える。

 世界女王として今季スタートした本田は「今季(この3人の中で)1位になっていない。ワクワクしているし、挑戦する気持ち」と語った。今大会へ向けては「取りこぼしが多かった」というスピンとステップを再調整した。坂本はフリーで連続ジャンプの難易度を上げたプログラムに修正。「調子を落とさずいい感じが続いている」と手応えを口にしていた。

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