戦後初のプロテニス選手・石黒修氏が死去 石黒賢の父
日本プロテニス協会は１０日、名誉顧問の石黒修氏が９日に死去したと発表した。８０歳だった。後日、お別れの会を執り行う。石黒氏は俳優・石黒賢の父。
１９３６年８月１２日生まれ、長崎県出身。慶大卒で、テニスでは戦後初のプロ選手として知られる。全日本選手権は単複各３度制したほか、全日本ジュニア、全国高校、全日本学生、全日本選手権、全日本ベテランのシングルスを全て制し、前人未到の全日本タイトル３６冠を達成した。１９７２年に日本プロテニス協会を設立し、初代理事長を務めた。
