日本スケート連盟は2日の理事会で、フィギュア男子でソチ冬季五輪金メダルの羽生結弦のオータム・クラシック(9月29日~10月1日・モントリオール)への派遣を承認した。出場すれば今季初戦となるが、4月閉幕の世界選手権後に左足甲の靱帯損傷で約2カ月間療養しており、関係者は「状態を見ながら決める」と慎重な姿勢を示している。トロントに練習拠点を置く羽生は、時差のない同大会で昨シーズンの初戦を迎えた。
今季シニアデビューの山本草太は右足内側のくるぶしを疲労骨折したため出場を取りやめた。小林芳子強化部長によると、3月の骨折から一度は復帰したが再び練習で痛めたという。