広島ドラ6・森煌誠 栗林タイプ「短いイニングなら即戦力」 抑えから将来先発の道描く21歳「フォーク、カーブに自信」
出世街道を突き進め!広島からドラフト6位指名を受けた森煌誠投手(21)=NTT東日本=が30日、千葉県内にある同野球部寮で、尾形佳紀スカウト(48)、下水流昂スカウト(38)から指名あいさつを受けた。伸びしろ満点の高卒3年目右腕は中継ぎをスタート地点に将来的な先発での活躍を思い描く。守護神から先発に転向して成功を収めている栗林良吏投手(30)のような道を歩む。
報道陣からの問いかけに「緊張します…」とはにかむ姿が初々しい。社会人ながら、広島が今ドラフトで指名した選手の中では最も若い21歳。即戦力候補であり、将来性も買われている森は、スカウトからカープ帽をかぶせてもらうと「一歩一歩プロになる日が近づいているなと感じます」と言葉に実感を込めた。
150キロに迫る直球に加えて、「フォーク、カーブには自信がある」と胸を張る。徳島商時代は、3年夏の甲子園で大会屈指の右腕として注目を集めた。社会人では主にリリーフとして登板。プロの舞台では「チームの勝利に必要とされるようなピッチャーになりたい」と意気込む。
担当の尾形スカウトは「即戦力としても、短いイニングだったら、すぐに使えると思う。まずは短いイニングから入っていってもらって、若いので、いずれは先発をしてもらいたい思いがある」と語る。右腕も「短いイニングから実績を残していって、最終的に先発としてチームの勝利に貢献したい」と見据えた。
リリーフ投手からプロキャリアをスタートさせ、先発投手としても、結果を残している例として挙がるのが栗林だ。投球スタイルも直球、カーブ、フォークを軸に組み立てていく点で共通しており、同スカウトも「タイプ的には栗林。(森には)フォークという絶対的なボールがあるので、(将来的に)抑えでも行けるかもしれない」と能力を高く評価する。
適性を実際に判断するのは首脳陣。「求められたところで役割を全うしたい」とフォアザチームの姿勢を強くする森は「チームの勝利に直結するようなところで、将来的に投げたい」と気合十分だ。
U-23侍ジャパンメンバーにも選出されており、今後はニカラグアで行われる『ラグザス presents WBSC U-23野球ワールドカップ2026』(11月7日開幕)に参加する。「しっかり準備して、万全な状態で(プロの舞台に)入っていきたい」。国際舞台での経験も糧にして、無限の才能を花開かせる。
【森 煌誠(もり・こうだい)アラカルト】
◆生まれ 2005年10月1日生まれ、21歳。徳島県鳴門市出身
◆サイズ 184センチ、92キロ
◆投打 右投げ右打ち
◆球歴 鳴門市堀江北小1年時に野球を始め、大麻中では徳島藍住シニアでプレー。徳島商では3年夏にエースとして甲子園出場。徳島大会では全5試合を投げ抜いて同校を12年ぶりとなる聖地へ導く。U-18日本代表メンバーにも選出され、ソフトバンク・前田悠伍とチームメート。NTT東日本では都市対抗でも登板し、U-23日本代表にも選出
◆趣味 ゴルフ、ショッピング(洋服など)
◆好きなタレント ジャルジャル
◆座右の銘 「全ては自分次第」
