広島・渡辺 8打席連続安打!バット寝かせる新フォームに手応え十分 来季3年目、確実性と長打力の両立へ「まずは打率を残す」

 「フェニックス・リーグ、広島5-5ハンファ」(20日、天福球場)

 広島・渡辺悠斗内野手(24)が20日、宮崎市の天福球場で行われた「みやざきフェニックス・リーグ」韓国・ハンファ戦で、2試合連続の4安打を記録した。二回の中前打を口火に、快音を響かせた。前日19日、西武戦の4打数4安打から8打席連続安打だ。今秋は右方向への意識に加え、バットを寝かせる新フォームに挑戦中。取り組みの成果を示す一戦だった。

 カープナインからも拍手が起こった。七回1死。渡辺が変化球を完璧に捉え、中前打を放った。「狙い通りで、強く振り抜けた。安打になって良かった」。4打席連続安打となる会心の一打だ。

 二回に中前打。1点を奪って迎えた三回2死一、二塁では、左翼線への適時二塁打を放った。五回2死二塁でも中前適時打で、スコアボードに得点を刻んだ。前日19日の西武戦でも4打数4安打。七回の快音が、8打席連続安打を告げるものとなった。

 試行錯誤が着実に実を結びつつある。今秋取り組むのは、右方向への強い打撃とフォームのマイナーチェンジだ。「以前は立てていた」というバットを、背中側に寝かせることで、トップの位置から無駄なく振り抜く形に変更した。

 西武戦の4安打を「ラッキーなヒットもあった」と謙虚に振り返りつつも、「しっかり強く振れた部分もあった」と手応え十分だ。目指すのは、確実性と長打力の両立。そのために「まずは打率を残すこと。打率が残っていけば、自然と長打も出てくると思う」と力を込めた。

 2年目の今季は、自身初の開幕1軍入りを果たしたものの、4試合の出場にとどまった。「取り組んでいることもある。それを継続して、良い結果を残せるように頑張っていきたい」。試合後は、黙々と打撃マシンに向かいバットを振った。今リーグは残り6試合。武器であるパワーを最大限に生かすため、フォームを固める。

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