広島・ファビアン&モンテロ ドミニカ共和国駐日大使激励に決意新た「本当に心強い」「一人じゃないと思えます」

 ドミニカファミリー集結じゃ!広島のサンドロ・ファビアン外野手(28)とエレフリス・モンテロ内野手(27)が9日、母国であるドミニカ共和国のエドワード・ペレス・レジェス駐日大使から直接激励を受けて決意を新たにした。この日の試合は雨天中止。10日から横浜スタジアムで行われるDeNAとの3連戦でドミニカパワーを見せつける。

 雨天中止直後のベンチ裏にカリブの風が吹いた。ドミニカ共和国のペレス駐日大使を囲むようにファビアンとモンテロ、そしてフェリシアーノ通訳が集結。同国の悪魔をモチーフにした伝統的なカーニバル衣装を着た人たちまでやってきた。スペイン語で和気あいあいと言葉を交わし、母国から遠く離れた日本で絆を強めた。

 ペレス駐日大使は「ドミニカ人らしい前向きな姿勢を持った素晴らしい野球選手であるファビアンとモンテロを大変誇りに思っています。いつも応援しています」とコメント。「広島の地で力を発揮して、頑張ってくれることを信じています」とエールを送った。

 大使からの激励にファビアンは「私たちは故郷や家族から遠く離れた場所にいる。皆さまの訪問は本当に心強いものです」と感謝。モンテロも「母国ではない場所にいながら、近くに自分たちを支え続けてくれる人々がいると感じられることは、とても喜ばしい。一人じゃないと思えます」と実感を言葉に込めた。

 この日は『ドミニカ共和国PRイベント』が球場内で開催され、同国伝統の煮込み料理である『モンドンゴ』、『サンコーチョ』が限定でファンに振る舞われた。試合が雨天中止となってしまったため、ファビアンは「本当に残念」と肩を落としつつ、次回開催を期待した。

 カープは1990年にドミニカ共和国にカープアカデミーを設立。これまでに数多くの選手を送り出しており、現在も育成選手のアリア、ラミレス、ロベルトが同アカデミー出身者としてチームに在籍している。

 ファビアンとモンテロはカープアカデミー出身ではないものの、来日2年目の今季もチームの主力として活躍中。ファビアンはここまで全試合で5番起用され、7日・巨人戦(マツダ)では先制の1号2ランを放った。モンテロもチームトップの本塁打と打点(2本塁打6打点)をたたき出し、存在感を高めている。

 ペレス駐日大使は「カープの素晴らしいファンの皆さんに感謝を伝えたいです。球場に足を運び、チームを、ドミニカ人選手を応援してくれています。本当にありがとうございます」と鯉党に感謝。これまでも、そしてこれからも、ドミニカンパワーがカープを強くする。

 ◆ドミニカ共和国 カリブ海のイスパニョーラ島の東部を占める国。首都サントドミンゴ。コロンブスが到達した島として知られ、公用語はスペイン語。面積は九州より少し広く人口は約1000万人。サトウキビ、コーヒー、カカオを産する。スポーツは野球が盛んで、日本球界、メジャーリーグで多くの選手が活躍している。2013年の第3回WBCでは世界一に輝いた。広島は1990年にカープアカデミーを設立し、近年ではバティスタやフランスアを輩出した。

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