広島・ドラ1平川 スタメン8戦連続安打!初3番でも止まらん 第1打席は驚異の打率・750「序盤で一気にいった方が」
「オープン戦、オリックス2-0広島」(4日、京セラドーム大阪)
広島のドラフト1位・平川蓮外野手(21)=仙台大=が4日、対外試合デビューからスタメン出場8戦連続安打を記録した。初回に剛腕・山下から右前打を放った。スタメン時の第1打席に限ると、8打数6安打、打率・750と驚異的な数字をマーク。新井監督は初対戦の投手に対しても臆せずスイングを仕掛けて結果を残す対応力に目を細めた。
バットを折られながらも、平川らしいアグレッシブなスイングで右前へと運んだ。二塁を陥れる勢いでオーバーランし、赤く染まった左翼席からの歓声を浴びる。絶好調のルーキーがまたしても、Hランプをともした。「まぁ結果は良かったですけど、内容があまり良くなかった」と首をひねりながらも、勢いはとどまることを知らない。
初回2死で迎えた第1打席。最速160キロを超える剛腕・山下に対し、初球の154キロをフルスイングで空振り。2球目の155キロにも果敢にスイングを仕掛けると、「バキッ」と鈍い音が球場に響くも打球は右前へ。「芯で捉えてないんで、あまり良くない」と冷静に振り返りつつ、「真っすぐに遅れないタイミングで待っていた。いつもと変わらずに」と涼しい顔で言葉を並べた。
剛腕との第2ラウンドは三回2死。この打席は2ストライクから155キロを華麗にはじき返した。遊撃正面へのライナーに倒れたが、捕球した紅林が打球の勢いに体勢を崩されるほど強烈な一打。「内容は良かったんですけど、結果が出てこなかったんで。まぁしゃあないなと」と凡打の内容は前向きに捉えた。
この日はファビアン、モンテロのドミニカンコンビがチームに帯同しておらず、自身初の3番でスタメン出場。これまでは主に1番として、チームに勢いを与えてきた背番号51は、打順を変えても爆発力は健在だった。
好調の要因は試合開始直後の集中力の高さにある。対外試合デビューからスタメン出場時に限ると、第1打席の打率は8打数6安打、打率・750と驚異的な数字をマーク。「序盤、中盤、終盤ってありますけど、序盤で一気にいった方が流れもくる。自分は最初の打席を大切にしてます」と“平川流”の考えを明かした。
これでスタメン出場時は対外試合デビューから8試合連続安打。初対戦が続く中で結果を残し続けるルーキーに対して新井監督は「初見の投手がいい真っすぐ投げる中で、あれだけどんどん振っていけるっていうのが、やっぱりいいところだと思うね」と改めて太鼓判を押した。打席を重ねるごとに評価を高める期待の星が、新井カープに新たな刺激を与えていく。





