広島ドラ7・高木 プロでも「完全試合」誓った最速153キロ右腕 森下に弟子入り志願「全てのことを聞きたい」

 広島からドラフト7位指名を受けた高木快大(はやと)投手(21)=中京大=が31日、名古屋市内の同大学で田村恵スカウト部長(49)、松本有史スカウト(48)から指名あいさつを受けた。3年春のリーグ戦で完全試合を達成した最速153キロ右腕は、プロでも大記録達成を目標に掲げた。

 秘めたポテンシャルはドラフト1位級だ。目指すは“鯉のミスターパーフェクト”。自身のラッキーカラーでもある赤色の帽子を笑顔でかぶった高木は、「試合前から1点も取らせる気はないですし、ヒットも打たせる気持ちもない。その結果、完全試合になればいいなと思います」とプロの舞台でも大記録達成を誓った。

 しなやかな腕の振りから投じる最速153キロの直球が武器の右腕。3年春のリーグ戦、名城大戦で完全試合を達成し、その名をとどろかせた。「ゾーンに入るぐらい集中はしてましたけど、意外と客観的にも見られていて、落ち着いて投球できていた」と快投を振り返る。

 しかし、昨年11月に右肘を手術。今春のリーグ戦では復帰を果たすも、最終戦で再び同箇所を痛め、今秋は登板することなくドラフトを迎えた。

 プロ入りへ最後のアピール機会を逃すも球団の評価は変わらなかった。担当の松本スカウトは、「順位は下になりましたが、どうしても欲しい投手でした」と説明。「(肘が)治れば活躍してくれると思う。日本を代表するような投手になってほしい」と大きな期待を寄せた。

 すでにブルペン投球を再開しており、「8割ぐらいの力感」と順調に回復中。1月に予定されている新人合同自主トレまでのプランについては、「球団と相談しながらかなと思います」と焦らずまずは完治を目指す。

 憧れの存在との対面も心待ちにした。目指す投手像は、カープの背番号18を背負う森下。フォームも参考にしており、昨年には右腕の登板日を狙ってバンテリンドームへ観戦にも訪れた。「野球に関して、最初から最後まで全てのことを聞けたら」と早速、弟子入りを志願した。

 完全試合を達成した試合では赤いグラブを使用。「自分は赤を身に着けると、いい方向に行くのかなっていうのは感じていました」とカープカラーとの縁を感じていた。4年時には投手ながらチームの主将を務めるなど、人間性も魅力の一つ。「毎年10勝以上できるような球界を代表する選手もそうですけど、人としても愛される選手になっていきたい」。プロに入れば順位は関係ない。確かな実力を備える右腕が、広島で大きな花を咲かせてみせる。

 【アラカルト】

 ◆高木 快人(たかぎ・はやと)

 ◆生まれ 2004年3月19日生まれ、21歳。名古屋市出身。

 ◆サイズ 180センチ、80キロ。

 ◆投打 右投げ右打ち。投手。

 ◆球歴 6歳から野球を始め、小3から大須パンサーズに所属。中学では軟式クラブチームのレークス名古屋でプレー。栄徳高を経て、中京大へ進学。1年春のリーグ戦では3勝1敗、防御率1.84で新人賞を獲得。3年春のリーグ戦では完全試合を達成するなど、4勝1敗、防御率0.51の好成績でリーグMVPに輝く。

 ◆球種 ストレート(最速153キロ)、カーブ、スプリット

 ◆50メートル走 6秒3

 ◆遠投 120メートル

 ◆好きな歌手 back number

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