広島・新井監督「反省して次につなげていかないと」受け止めたファンからの厳しい言葉

 グラウンドに一礼して、監督室に向かう新井監督(撮影・市尻達拡)
 試合後のセレモニーであいさつする新井監督(撮影・市尻達拡)
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 「広島1-3ヤクルト」(4日、マツダスタジアム)

 広島は今季最終戦に敗れ、59勝79敗5分の5位で25年シーズンを終えた。先発のドラフト2位・佐藤柳は5回4安打3失点で降板。打線はドラフト4位・渡辺がプロ初安打初打点となる左前適時打を放つも六回まで1得点に抑え込まれた。以下、新井貴浩監督との一問一答。

  ◇  ◇

 -今季を振り返って。

 「数字にも表れているように借金20。苦しいシーズンだったと思うけど、それも覚悟して、終盤は若い選手を起用してきた。こういう結果に終わって申し訳ない。自分の力のなさだと感じています。そこを反省して、また来年に向かって行きたい」

 -シーズン終盤、若手に切り替えてさらに勝てなくなった。そこは想定内だったのか。

 「想定内というか、経験させようと思って無理やり(1軍に)上げたところもある。そんなにうまくいかないから、絶対苦しむだろうなと思っていました」

 -シーズン終盤は若手を積極起用した。来季のイメージは、ガラッと変えて戦っていくのか、ベテランらとのバランスを考えて戦うのか。

 「もちろん結果を残している選手は戦力だから。バランス良くやっていくと思う。ファームの選手たちが最後ぐらいに上がってきて経験したことで来年、どこまでレベルアップしているか。その中で新しい選手が入ってくる。『来年はこんなにもチャンスは多くならないよ。だから今から大事。もう来シーズンは始まっているぞ』という話はした」

 -スピーチ途中のファンからの厳しい言葉はどう受け止めたのか。

 「結果としてこういう結果になっているんだから、それは当然のこととして自分が受け止めて、反省して、次につなげていかないといけない」

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