広島・大瀬良 今季最短3回5失点で8敗目「なんとかしないといけなかった」 横浜スタジアム連勝「8」でストップ
「DeNA7-4広島」(20日、横浜スタジアム)
歯止めが利かなかった。広島の先発・大瀬良大地投手が今季自己最短となる3回7安打5失点で8敗目を喫した。試合後には「なんとかしないといけなかった。ちょっとさすがに5点は…。申し訳ないと思います」と肩を落とした。
初回は三者凡退で立ち上がるも二回に大きな落とし穴が待っていた。先頭からの連打などで1死二、三塁のピンチを背負い、三森に中前への適時打。次打者・京田にも右前適時打を食らった。
痛かったのが投手・東との対戦だった。左翼手・ファビアンの伸ばしたグラブに当たる左越えの2点適時二塁打を献上。投手に痛恨の一打を許し、「バットを持っているので、もちろん簡単にいったつもりはないけど、結果的に打たれているので…」と反省の言葉が積み重なった。
横浜スタジアムではこの試合まで8連勝中と相性が良かった。通算でも12勝4敗という好成績だったが、序盤で降板。2019年6月28日以来、約6年ぶりとなる同球場での黒星に「ここの三つ(3連戦)はチームとして大事なところだし、なんとかチームが勝てればという思いでいたけど、貢献どころか水を差すピッチングになってしまったので情けない。みんなに申し訳ない」と唇をかみしめた。
打線は4得点を奪うなど反撃を見せた。それだけに二回の5失点の悔しさが増した。





