広島が連敗阻止 原爆投下80年の節目の8・6で白星 大瀬良が5勝目
「DeNA5-8広島」(6日、横浜スタジアム)
広島が相手の追い上げを振り切って連敗を阻止した。先発・大瀬良が5勝目。広島に原爆が投下されて80年という節目の日に、復興の象徴として生まれた地元球団が白星を挙げた。
打線が相手先発・東に対して活発だった。初回に坂倉が先制2点適時二塁打を放つと、2-2の四回にはモンテロが勝ち越しの5号2ラン。モンテロは2戦連続本塁打となった。
さらに五回には末包が左中間席最上部への9号2ランを放ち、東を5回10安打6失点で攻略した。六回には中村奨の適時内野安打で相手の失策の間に2人目の走者も生還し、8点目とした。
先発・大瀬良は2戦ぶりの白星となる5勝目をマーク。蝦名と梶原に本塁打を浴びるなど、六回途中8安打5失点で本調子の投球ではなかったが、打線からの援護があり、勝利投手となった。自身も被爆地・長崎県出身。広島の原爆の日にも特別な感情を抱いている中で懸命に腕を振った。
これで広島は借金9になった。





