森下緊急降板から暗転…広島が対巨人マツダ連勝ストップ 4連敗で借金8 新井監督「選手の勝ちたい気持ちは伝わってきた」
「広島1-5巨人」(26日、マツダスタジアム)
仕切り直しを期して臨んだ広島の後半戦開幕は、後味の悪い一戦となってしまった。今季、本拠地では負けなしの6連勝中だった巨人に完敗。新井監督は「勝てなかったですけど、選手の勝ちたい気持ちは伝わってきた」と戦う姿勢に目を向けた。
試合が暗転したのは、同点の七回だった。六回まで好投していた森下だったが、1死から泉口に中前打を浴びた直後に、マメの影響で緊急降板。スクランブル登板となった中崎、ハーンが適時打を浴び、この回3点を奪われ試合を決められた。
指揮官は森下について「投げられる状況じゃなかったので代えました」と説明。自身6連敗で同ワーストを更新する11敗目を喫した右腕は「あんな形で終わってしまったのはいけなかった。抑えて代わるべきだった。申し訳なかったです」。次回登板については「(トレーナーと)話してみてって感じです」と話すにとどめた。
前半戦からの悪い流れを止められず、4連敗で借金は8まで膨れ上がった。25日には選手のみで緊急ミーティングを開催。現状を打破したい気持ちは全員が持っている。あとは結果で示していくだけだ。





