広島 2連敗で自力Vの可能性消滅 投打かみ合わず 打線は7得点も先発・玉村は二回途中6失点KOで8敗目
「ヤクルト8-7広島」(20日、神宮球場)
広島の自力優勝の可能性が消滅した。前日、5位に転落したチームは最下位・ヤクルトとの打撃戦を落として2連敗。投打の歯車がことごとくかみ合わない。
打線は初回に野間、坂倉の適時打などで3点を先制。しかし、その裏に先発・玉村がオスナに3ランを浴びてリードを吐き出した。二回に羽月の適時打で勝ち越すも、直後に玉村が3点を失って、2点を勝ち越された。玉村は今季自己ワーストの二回途中6失点(自責5)でKOされ、8敗目を喫した。
その後、2点を追う五回に野間の犠飛で1点差に迫るも、直後に3番手・佐藤柳が1失点。六回には林晃汰が今季1号ソロをバックスクリーンへたたき込んで再び1点差に詰め寄った。八回にも1点を奪われ2点差とされ、九回に二俣が2号ソロを放って1点差に迫ったが及ばなかった。
これで7月は3勝11敗3分け。貧打は抜け出したが頼みの投手陣が崩れてしまい、3年目を迎えた新井政権でのワーストを更新する借金6となった。




