広島が5位転落 森下7回2失点も直近5戦5敗で両リーグワースト10敗目 チームは受難の7月、3勝10敗3分け

 「ヤクルト3-1広島」(19日、神宮球場)

 広島が接戦を落とし5位に転落した。7月は3勝10敗3分け。先発・森下暢仁投手は力投報われず、直近5戦5敗で両リーグワーストの10敗目を喫した。

 22年7月以来、3年ぶりの神宮球場での勝利を目指した森下だったが、四回1死から赤羽に四球を献上。ディレードスティールを決められて得点圏に走者を置くと、沢井に左前への先制適時打を許した。

 五回には先頭・岩田に右中間を破る二塁打とされ、内山に適時二塁打を浴びた。結局、7回7安打2失点で降板。味方からの援護もなく、6月20日の楽天戦(マツダ)から自身5連敗で両リーグワーストの今季10敗目となった。

 打線は16日・DeNA戦で17戦ぶりに4得点以上を挙げたが、貧打に逆戻り。七、八回はいずれも先頭が出塁するも、後続が併殺に倒れて得点することができなかった。九回に羽月の三塁打から1点を返したが、反撃もそこまでだった。

 これで中日と入れ替わる形で5位に転落。3年目を迎えた新井政権で7月以降の5位転落は初めてとなった。

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