広島打線が意地の逆転!坂倉の押し出し死球で同点 秋山が今季初適時打で試合をひっくり返す
「広島-阪神」(10日、マツダスタジアム)
広島が六回に逆転に成功した。
五回までは相手先発・伊原の前にわずか2安打。しかし、六回に打線が意地を見せた。1死から大盛が左前打で出塁。菊池は倒れたが、小園、ファビアンが四球を選んで2死満塁に。坂倉を打席に迎えるところで、阪神ベンチは伊原から桐敷にスイッチした。
1ストライクからの2球目。ツーシームが坂倉の右手に直撃。藤川監督がリクエストを要求するも、判定は覆らず同点の押し出し死球となった。
なおも2死満塁で打席には秋山。こちらも1ストライクからの2球目を華麗に中前にはじき返し、2者が生還。勝ち越しの2点適時打となり、この回逆転に成功した。秋山はこの一打が今季初適時打だった。
先発の森は6回6安打1失点で降板。六回に味方が逆転し、自己最多を更新する5勝目の権利が発生した。





