広島・新井監督「いいピッチャーというのは分かっているんだけど」 山崎打てない深刻今季4戦3敗で2試合連続完封負け

 「巨人1-0広島」(4日、東京ドーム)

 悩みが解消されないまま、ゲームセットを迎えた。広島打線が3安打と沈黙し、今季2度目の2試合連続完封負け。新井貴浩監督は「いいピッチャーというのは分かっているんだけど、まぁ、また次かな。次に向けて準備したいです」と切り替えを強調した。相手先発・山崎は試合前時点でリーグトップタイの7勝、同トップの防御率1・24。各自が難敵攻略に燃えたが、そう甘くはなかった。

 四回は2死からファビアンが右中間二塁打、坂倉の四球で一、二塁とするも末包が三ゴロに倒れた。五回からは3イニング連続三者凡退。朝山打撃コーチは「今季4度目の対戦の中で(相手が)一番良かったんじゃないかな。直球は150キロを超えて、フォークも145、146キロで真っすぐと同じ軌道で来るわけだからね」と苦戦した要因を振り返った。

 これで山崎には今季4戦3敗と、苦手投手の一人になっている。前回5月28日も6回1/3を1失点に封じられて、白星を献上。今後も対戦の可能性があるだけに、このまま引き立て役に回り続けるわけにはいかない。

 同点の八回は2死二塁の先制機で、中村奨がフルカウントから左飛。痛烈な当たりだったが、打球は惜しくも野手の正面に飛んだ。若鯉は「アウトはアウトなので、また明日頑張ります」と次戦に視線を向けた。チームは2日・ヤクルト戦の四回から数えて23イニング連続無得点。チーム一丸で潮目を変えていく。

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