広島・新井監督 八回栗林、九回ハーンの守護神併用に「相手の打者を見ながら、また流れを見ながら」

 ファンにあいさつを終え、笑顔で引き上げる新井監督(撮影・市尻達拡)
 新井監督と勝利のタッチを交わす栗林(撮影・市尻達拡)
 8回、2アウトを奪い、合図を送る栗林(撮影・市尻達拡)
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 「広島3-0巨人」(14日、マツダスタジアム)

 広島が2連勝で首位・阪神に1・5ゲーム差まで詰め寄った。矢野が二回に決勝の適時三塁打。先発の大瀬良が7回無失点で2勝目を挙げた。2点リードの八回に栗林が登板し、九回はハーンが3四球を与えるも、無失点で切り抜け今季初セーブ。試合後、新井監督は抑えを栗林とハーンで併用していく考えを示した。新井監督との一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -栗林、ハーンの守護神併用は、2人の状態を踏まえて。

 「そうやね。2人の状態もあるけど、相手の打者を見ながら、また流れを見ながらやっていくよ、ということは彼らに伝えている」

 (続けて)

 「栗林も一時期より状態が上がってきているけど、彼に100%背負わせるんじゃなしに、今はハーンと栗林で八回、九回をやっていこうと。もちろん栗林が九回を投げることもある。彼に全部背負わせるんじゃなしに、しばらくは(負担を)軽くするのと、彼も八回を投げた経験がないと思うので、そこでまた感じるものがあると思う。でも彼には、いずれは自分の力でまた九回というところを取り戻せよと伝えてある」

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