広島・大瀬良&床田 若手捕手引っ張る! 坂倉離脱に両左右エース誓った 積極的にコミュニケーション取る

 広島の大瀬良大地投手(33)と床田寛樹投手(30)が4日、マツダスタジアムでの投手練習に参加し、若手捕手陣を引っ張っていく心意気を示した。2日に坂倉の右手中指骨折が判明。正捕手抜きで開幕を迎えることが確定的となり、経験豊富な両投手が奮い立った。

 坂倉の離脱を受け、現状の1軍捕手は36歳の会沢、21歳の高木、20歳の清水の3人となった。チーム事情で捕手は併用される可能性が高い。若手捕手とバッテリーを組む機会が増すと思われる中、大瀬良は「ある程度はこっちから引っ張っていかないといけないかなとは思う」と語った。

 両投手が重要視するのが捕手との「会話」だ。配球は状況や打者の反応を見ながら、コースや球種を決めていく、バッテリーの共同作業。「今の若い子は言いに来ないことが多い」と話す床田は「グラウンドに立っちゃえば、先輩後輩は関係ない。どんどん話していければ」と積極的にコミュニケーションを取っていく思いを明かした。

 2人はこの日、キャッチボールなどで調整した。床田は6日のオープン戦・ロッテ戦(ゾゾ)で先発予定。大瀬良は寒さを考慮し、当初予定していた6日のオープン戦登板を取りやめて、広島でのブルペン投球で調整することになった。

 開幕までは残り約3週間。『5番・捕手』が抜けるという大打撃は総力を結集させて乗り切る。

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