「広島春季キャンプ」（２６日、沖縄）

　広島は２６日、沖縄県沖縄市で行っていた春季キャンプを打ち上げた。新井貴浩監督（４８）は例年以上の練習量をこなした選手たちを「よくついてきた」とねぎらい、ＭＶＰには「みんな」を選んだ。以下、新井監督との一問一答。

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　（テレビインタビュー）

　－春季キャンプを振り返って。

　「大きなケガ人もなく、順調にここまで来ていると思います」

　－点数をつけるとしたら。

　「９９点ですかね。アドゥワ、黒原といったところが、そんなに大きなけがではないんですけども、ちょっと離脱をしたので、そのマイナス１点です」

　－開幕投手は森下に決定。阪神に対してどんな投球を期待する。

　「打者にどんどん向かって行ってほしいですね。タイガース打線は強力ですし、良いバッターが多いので、その中でどんどん向かって行く姿を楽しみにしたいと思います」

　－今後の１、２軍の入れ替えは。

　「倉敷のオープン戦から佐々木泰を呼びます」

　－キャンプＭＶＰは。

　「みんなじゃないですかね。毎日連続ティーとロングティーを入れたんですけど、体ももちろん厳しくて、苦しかったと思うけど、よくついてきたなと思います」

　－開幕まで１カ月。期待するところは

　「実戦の中でどんどんいいものを見せてもらいたいですね。月も替わって開幕が近くなってくるので、もっともっと激しい競争を見せてもらいたいと思います」

　（ペン囲み）

　－佐々木を１軍に呼ぶ。

　「もう痛めていた左肩の方も全く問題ないということなんで。何も問題ないんだったら、見てみたいっていうのがあるので」

　－松山、野間ら２軍の実績組の報告は。

　「頑張っていると聞いているし、実際、彼らの映像を確認している。野間もさすがのヒット２本を打っていた。みんなチェックしている」

　－松山、野間らを１軍に上げる予定は。

　「みんなで競争をしているからね。全部映像も見られるから、報告も聞いているし、そこで判断していきたいと思っている。まだ上げないとかではなしに。（彼らも）競争の中にいる」

　－３月からファームでも試合があるが、そこに１軍の選手がいくことはある。

　「あるよ。（２軍に）行かせるのはある。野手はモチ（持丸）と侑仁（仲田）はファームの方で頑張ってこいと伝えた。１軍と２軍で試合をいろいろ有効的に使いながら。まだ競争は続きます」