広島ドラ1・常広がウエスタン・阪神戦で実戦デビュー! 先発で3回3失点も5K 最速は149キロを計測

 実戦デビューし、力投する常広
 実戦デビューし、力投する常広
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 「ウエスタン、広島-阪神」(7日、由宇球場)

 広島のドラフト1位・常広羽也斗投手(22)=青学大=が、ウエスタンの阪神戦で先発し実戦デビュー。3回4安打3失点、5奪三振で最速は149キロを計測した。

 6日の同戦に先発予定だったが、雨天中止となりスライド登板でのデビューとなった常広。名前がコールされると、球場に駆けつけた鯉党から拍手が送られた。

 初回。先頭の高寺に中前打を許すと、遠藤には四球。その後、1死一、三塁では井上に変化球を捉えられ、左翼席に先制3ランをたたき込まれる。しかし、ここから立ち直る。ミエセス、栄枝からはともにフォークで空振り三振を奪い、修正力の高さを見せた。

 二回も先頭の野口に二塁打を浴びるなど、1死一、三塁のピンチを招く。しかし、高寺をフォークで空振り三振、遠藤を二ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 三回も先頭を失策で出塁を許すも、先ほど本塁打を浴びた井上を直球で追い込み、フォークで空振り三振。最後は2死三塁で栄枝から、143キロの外角直球で空振り三振を奪った。

 調整のペースが上がらず、キャンプ終了後から3軍で調整を続けてきたが、4月17日に初のシート打撃に登板。同26日にはマツダスタジアムで3度目のシート打撃に挑み、最速151キロを計測するなど、一歩ずつ歩みを進めてきた。

 6日には「打者としっかり勝負することを意識してやりたい。どういう投球がしたいのか、どういう課題が見つかるのかに集中したい」と意気込んでいた右腕。失点は許したものの、今後に期待感を抱かせるマウンドとなった。

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