広島が九回に勝ち越す オープン戦初出場の秋山が1安打1盗塁 小園は本塁打含む3安打 今季初実戦の先発・森下は3回2安打無失点
「オープン戦、楽天2-4広島」(1日、倉敷マスカットスタジアム)
広島が2-2の九回に勝ち越した。2死一塁からで中村健人外野手(26)が左越えに勝ち越し二塁打。久保修外野手(23)も左前適時打で続き、4-2とした。
「5番・左翼」でオープン戦初出場となった秋山翔吾外野手(35)は2打数1安打1盗塁をマーク。昨年10月に受けた右膝の手術からの順調な回復ぶりをアピールした。四回に先頭で中前打を放つと、その後2死一塁では二盗に成功。坂倉の左前打で一気に生還し、先制のホームを踏んだ。四回の守備からベンチへ下がった。
「3番・遊撃」で出場した小園海斗内野手(23)は、五回にオープン戦初本塁打を右翼席へ放つなど、5打数3安打1打点の大暴れ。初回に右中間へ二塁打、三回には遊撃へ内野安打を放っており、五回でサイクル安打へ王手としたが、八回の打席は遊ゴロ、九回は見逃し三振に終わった。
先発の森下暢仁投手(26)は今季初実戦を3回2安打無失点の好投で終えた。二回に2死満塁のピンチを招くも無失点。初回と三回は三者凡退で片付け、順調な調整ぶりを示した。
2-0の六回に4番手のアドゥワ誠投手(25)が5安打を集中されて2点を奪われ、試合は振り出しに戻ったが、七、八回は得点を許さず3回6安打2失点。





