広島・羽月が“周東メソッド”で盗塁増へ 同じ足のスペシャリストからもらった助言とは
広島・羽月隆太郎内野手(23)が29日、同じ“足のスペシャリスト”からの助言を成長につなげていく姿勢を示した。
今月5日から24日までの期間、宮崎県内でソフトバンク・周東らと初めて合同自主トレに参加。「いろいろな話を聞けて面白かった。感覚が似ている部分もたくさんあったので、自分に当てはめてどうなるかを今やっているところ」と、多くの収穫を持ち帰った。
昨季はチーム最多の14盗塁。代走の切り札として存在感を発揮した。20年に50盗塁、昨季は36盗塁で2度の盗塁王に輝いた周東からはスタート時の1歩目の重要性を説かれ「1歩目(の左足)をなるべく遠くに出す。そうすることで体が倒れ、足が勝手に出てくる」と新たな発見を得た。
キャンプは2軍スタート。新井貴浩監督(46)はキャンプ期間での頻繁な入れ替えを示唆しており「1軍に呼ばれた時に結果が出せるように、コツコツやっていきます」と意気込んだ。侍ジャパンの一員として世界で活躍した“師匠仕込み”の快足で今季も魅せる。




