広島・島内 投手陣で最高評価の4700万円増更改「思っていた金額」 25歳女性と9月に婚姻届「妻に何か買いたい」

 会見を終え、笑顔を見せる島内(撮影・田中太一)
 結婚報告をした島内は指輪を見せてニッコリ
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 広島・島内颯太郎投手(27)が14日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4700万アップの7000万円でサインした。「今年1年間の頑張りが報われた」と笑顔の更改。井生管理課課長は「上がり幅は1番」と投手陣最高評価を認めた。また、今年9月に一般女性と婚姻届を出したことも明かした。(金額は推定)

 プロ5年目。島内にとって、野球人生においてだけでなく、人生においても大切な1年になった。

 2300万円から3倍以上増となる7000万円でサインした右腕は「今年1年間の活躍をしっかりと評価していただいたなと思います。思っていた金額と一致しましたので納得しました」と笑顔。席上、福岡県出身の25歳の一般女性と9月に婚姻届を出したことを明かした。

 大学時代から5年間の付き合いを経て、昨年12月にプロポーズした。昨季は入団以来、最低の登板数に終わった。家族も増えて危機感を持って臨んだ今季だった。

 ウエートトレーニングを積極的に採り入れ、筋肉量を3キロ増やした。春季キャンプでは新井監督と面談で「おまえのボールはすごいから、自信を持って投げてくれ」と言われ、勇気をもらった。

 指揮官の期待に応えるように、球威の増した150キロ超の直球と、チェンジアップの2球種を武器に5月からはセットアッパーに定着。42ホールドポイントで初の最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得する大活躍を見せた。

 「今年はすごい覚悟を持って挑んだシーズンだった。周りの方々の支えもあって、1年間1軍に帯同することができた。すごくいいシーズンになった」

 最高のシーズンのご褒美は大幅昇給となって表れた。使い道を問われると「シーズン中、支えてくれた妻に何か買いたい。打たれた日でも家では変わらず、何もなかったかのように接してくれた。メンタル面で一番大きかった」と新妻への感謝の思いを口にした。

 来季に向けて「チーム最多登板を目指してやっていきたい」と意気込んだ。そのためにオフの自主トレでは再びウエートトレを集中的に行う。

 「夏場になると、体重が落ちて、筋肉量も落ちることがあった。それを見越した上で体作りをしていかないといけない。1、2キロは増やせたら」

 愛妻の作る好物オムライスを食べて、さらにパワーアップ。来季も勝利の方程式を担う。

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