広島 井端監督率いる侍ジャパンに逆転負け 収穫も ドラ1・斉藤が佐藤輝をK斬り、2回無失点

 5回、ソロを放った中村貴(97)を迎える新井監督(撮影・中田匡峻)
 井端監督(左)と話す新井監督(撮影・中田匡峻)
 新井監督(左)にあいさつをする小園(撮影・中田匡峻)
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 「侍ジャパン練習試合、日本代表6-3広島東洋カープ」(12日、SOKKENスタジアム)

 広島は井端新監督率いる日本代表に初勝利を献上した。

 1点を追う三回1死から石原が左中間二塁打、2死後、矢野の左前適時打で同点に追い付いた。

 四回は2死から田村、中村健の連打で一、二塁とすると、二俣が左中間へ適時二塁打で勝ち越した。

 五回には2死から中村貴が左翼スタンドに運ぶ本塁打で加点した。

 投げては先発の黒原が坂倉に先制適時打を許すが3回4安打1失点。四回から登板のドラフト1位・斉藤はクリーンアップを三者凡退に仕留めると、五回は2四死球でピンチを迎えるも佐藤輝を空振り三振で2回無安打無失点の好投した。

 しかし、3番手の小林は、森下に本塁打、万波に適時打で同点に追い付かれると2死二塁から代打・坂倉に勝ち越し打を許した。七回にも森下に適時打を許し2回6安打4失点と打ち込まれた。

 4番手・益田は満塁から暴投で1点を失った。

 試合は特別ルールで日本代表攻撃の九回裏も行われた。

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