広島・小園 9月男だ 初回、勝利導く三塁打!8度目マルチで月間打率・369 残り3試合「全部勝たないと」

 1回、西川の内野ゴロの間に生還した小園は床田とタッチを交わす
 1回、三塁打を放つ小園(撮影・田中太一)
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 「広島東洋カープ2-0中日ドラゴンズ」(26日、マツダスタジアム)

 広島の1番・小園が初回から躍動した。涌井の初球をたたき左中間を破る三塁打でチームに勢いを引き寄せた。

 「1番だったんで勢いを持ってくることを考えてやってました。チャンス作れて良かったかなと思います」

 西川復帰により3番から15試合ぶりに切り込み隊長を任された。積極打法は持ち味。見事に涌井の出ばなをくじいた。

 この一打で10試合連続安打。五回には右中間へ二塁打で今月8度目となるマルチ安打。無安打は2試合だけで月間打率・369と“9月男”ぶりを発揮している。

 心配なのはその二塁打で二塁をオーバーランした際に足首をひねった場面。新井監督も「ヒヤリとした」と話したが、本人は「普通にこけただけなんで大丈夫です。恥ずかしいだけ。恥ずかしかったです」としきりに照れた。

 23日・巨人戦で送球の際に左足首をひねった。まだ万全の状況ではないが気にしている場合ではない。3位・DeNAは1・5ゲーム差で追ってくる中、チームが目指す2位でCS本拠地開催へ向けて、残り3試合を全力で戦うだけだ。

 「全部勝たないと意味ないと思う。勝てるように、それにしっかり貢献できるようにやっていくだけかなと思います」

 若さを前面に攻守でチームをけん引する。

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