広島・森下 2位死守&2桁勝利へ手応え「フォームも見直せた」 2戦連続KOの悔しさかみしめ
広島・森下暢仁投手(26)は21日、マツダスタジアムで投手練習に参加。先発が予想される23日・巨人戦(東京ド)へ向けて粘りの投球を誓った。チームの目標である2位死守でCS本拠地開催、さらに森下自身あと2勝に迫る2年連続3度目の2桁勝利へ。まずは今季2勝0敗、防御率1・96と得意のG斬りを果たす。
ここ2試合連続で阪神にKO負け。悔しさを森下はかみしめていた。9日は5回5失点、16日は五回途中7失点とイニングをこなすことができなかった。前回は初回先頭の近本に初球の直球を痛打され、そこから失点を重ねた。課題は生命線ともいえる直球の制球力だった。
「最近ストレートを初球からしっかり打たれてる。いつもだったらファウル取れる、カウント取れる自信があるから初球からまっすぐを投げてるけど、うまくいってなかった」
この間、キャッチボールをする中で修正を試み答えを見つけた。
「感覚的にもフォームも見直せた。自分の中ではいい感じかなと思ってる。次はしっかり自分の仕事したい」
先発が予想される23日・巨人戦。今季は3試合の登板で2勝0敗。東京ドームでは7月12日に完封勝利を挙げるなど相性はいい。
チームとしても5年ぶりとなるCS本拠地開催へ向けて2位死守が目標となっている。残り6試合、一つも負けられない。自身も現在8勝。2桁勝利へ向けて残り2試合とみられる登板を勝たなければならない。
「まずは次の試合の結果がすべて。首脳陣に使ってもらえるような投球をしないといけない。粘り強く投げたい」
真骨頂の安定感のある投球で勝利をもぎ取る。





