広島 不運も重なり連勝ストップ 二回にリクエストが申請できないハプニングで先制許す 8日から阪神戦

 2回、牧の生還で、新井監督はリクエストせず!?(撮影・田中太一)
 2回、交錯した会沢を心配する(左から)新井監督、小窪コーチ、赤松コーチ(撮影・田中太一)
2回、DeNA ネフタリ・ソトの犠飛で生還したDeNA・牧秀悟。左は広島・会沢翼=マツダスタジアム(撮影・田中太一)
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 「広島東洋カープ1-3横浜DeNAベイスターズ」(7日、マツダスタジアム)

 広島は東を攻略できず3連勝を逃した。試合がなかった阪神とのゲーム差は8に広がり、8日からの直接対決へ痛い黒星となった。

 二回に先制を許したが、リクエストが申請できない不運があった。ソトの左飛で三塁からスタートを切った牧と会沢が交錯。微妙なタイミングだったが、新井監督ら首脳陣は会沢の状態を真っ先に気にかけた。

 新井監督は「ちょっとアツ(会沢)が気になって、ちょっと出るところが遅れた」と説明。そのためリクエストの申請が遅れ、球審に認められなかった。消化不良の形で先制を許してしまったが、三回に先頭・末包の8号ソロで試合を振り出しに戻した。

 ただ以降は中盤の得点機を逃すと、七回1死二塁では会沢が遊ゴロに倒れ、続く末包は見逃し三振に終わるなど東の前に得点を奪えず。27個目のアウトまで奪われ、完投負けを喫した。

 先発した遠藤は三回以降、粘り強い投球で試合を前へ進めたものの、1-1の六回に桑原に勝ち越しの6号ソロを浴びた。遠藤は7回4安打2失点で降板した。さらに後を受けたアンダーソンも踏ん張れなかった。1-2の八回1死で桑原に2打席連続となる7号ソロを被弾した。

 チームは8日から甲子園に乗り込み、首位阪神と勝負の3連戦に臨む。

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